01
日本語の「ん」を、後ろの音と一緒に言う
「てんか」「てんぷら」「てんどん」を、ゆっくり一語ずつ言ってみてください。最初の「ん」では舌先と唇を閉じず、次は唇が閉じ、最後は舌先が上に触れます。普段は意識しない口の動きが、三つを見分ける手がかりです。
韓国語では後ろに音がなくても、その位置を保って音節を終えます。カタカナの「ン」を足す前に、まず閉じる場所を決めましょう。
02
ㅇは奥で、ㅁは唇で、ㄴは舌先で終える
방のㅇは、舌先や唇ではなく口の奥を使って鼻へ響かせます。밤のㅁは両唇を閉じたまま、반のㄴは舌先を上の歯ぐき付近につけたまま終えます。どれも息の出口は鼻ですが、口の中で閉じる場所が違います。
「방 → 밤 → 반」を同じ母音と長さで読み、最後だけ変えてみましょう。방で唇を閉じたり、밤で舌先を上げたりしたら、いったん一音ずつ口の形を作り直します。
声に出して確かめる
03
同じ場所の「止める音」と比べる
口の奥ならㄱとㅇ、唇ならㅂとㅁ、舌先ならㄷとㄴが対応します。閉じる場所を動かさず、そこで息を止めるか、鼻へ通すかを切り替えると違いが分かります。
「박 → 방」「밥 → 밤」「받 → 반」を順に試してください。받はㄷパッチムを確かめる練習用の音節です。まず閉じる場所、次に鼻に響くかを確認し、最後に単語の가방・김치・한국でも同じ動きを探します。
声に出して確かめる
PRACTICE
鏡と声で、3つの練習
- 1
「てんか・てんぷら・てんどん」を言い、3つの「ん」で唇と舌先がどう動くか確かめる。
- 2
방・밤・반を録音する。母音は同じ長さにして、最後に閉じる場所だけを変える。
- 3
鼻を軽くつまんで방・밤・반を言い、鼻への通り道が塞がると響きが変わることを確認する。無理に力を入れない。
3つとも日本語の同じ「ン」で済ませること。文字を見て「奥・唇・舌先」を先に選び、その場所を保ったまま音を終えます。
この記事は、崔梨奈監修の授業用復習テキスト(「韓国語基礎2」第2回の鼻音パッチム)の学習内容をもとに、公開用に新しく構成しました。発音の細部は、先生の実際の音と口元も合わせて確認してください。
